レパルダスドーブルメタモン

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
レパルダス 食べ残し イカサマ 猫の手 威張る 身代わり 悪戯心
ドーブル 拘りスカーフ ドラゴンテール キノコの胞子 トリック 道連れ マイペース
メタモン 気合の襷 変身 - - - 変わり者
ガブリアス ドラゴンジュエル 逆鱗 火炎放射 身代わり 剣の舞 砂隠れ
ウルガモス ラムの実 オーバーヒート 虫のさざめき 身代わり 蝶の舞 炎の体
ソーナンス オボンの実 カウンター ミラーコート アンコール 道連れ 影踏み

特性:悪戯心による先制猫の手でキノコの胞子を意図的に撃ち、威張る身代わりによる有利な確率ゲームを仕掛けるギミック。キノコの胞子を覚える上にスカーフトリックでレパルダスの起点作りも可能なドーブルと、猫の手胞子を邪魔せず威張るのA上昇を活かせて殆どの撃ち合いに強いメタモン、ギミックの核であるレパルダスの3体から組み始めた構築。残りの3匹は範囲を補完する方向で考えた結果、何ともありきたりな形となってしまったが生存報告も兼ねて公開することにした。


以下個別解説。

レパルダス
性格:臆病
実数値:163-*-102-*-72-146
努力値:188-0-252-0-12-52 余り4

・H16n+3。
・最速80族抜き。
よく見る配分として145-*-97-*-70-173があるが特に最速の必要はないと考えており、まず思いついたのは陽気カイリューの鉢巻神速を食べ残しの回復2回込みで2耐え、最速70族+3である161-*-112-*-70-137(図太い)。しかしマンムーに抜かれていることによって対マンムーにおいてイカサマを選択したターンに起きられて氷柱針を受けたり、氷の礫を上から撃たれることが少々面倒だったためBを削ってSを伸ばし上記の配分とした。このBでもカイリューのラム逆鱗までは耐えられる。

ドーブル
性格:臆病
実数値:131-*-87-*-65-139
努力値:4-0-252-0-0-252

・A204カイリューの鉢巻神速を最大乱数2つ切り+天候ダメージ耐え。
元々は技構成の歪んだキノガッサを採用して猫の手胞子を実現させていたが、スカーフトリックで相手のラムを潰しながらレパルダスへの展開が可能なドーブルというポケモンが存在するためこの枠はドーブルでほぼ確定。キノコの胞子とトリック以外の技はあまり使わないため自由度は高めで、ドラゴンテール道連れの他に変身やカウンターなどが選択肢に入る。変身を採用する場合はHを極力伸ばす配分に。

メタモン
性格:S下降補正
実数値:155-*-*-*-*-48 (B
夢特性である変わり者によって登場時から相手に変身し、タイプ、特性、攻撃防御特攻特防素早さの実数値、覚えている技、種族、能力ランク変化が相手と同じになるポケモン。その性質上相手依存のポケモンになってしまうが、猫の手胞子のギミックを邪魔しないだけでなく他の選出にも柔軟に絡んでいける。レパルダスから見て厄介であるボルトロスに変身し撃ち合いに持ち込むことがよくあり、ボルトロスから裏の地面タイプに一貫性を持たせるためにめざめるパワー氷個体にしている。

ガブリアス
性格:意地っ張り
実数値:205-176-116-90-106-154
努力値:172-76-4-0-4-252
  (配分はこちらから頂きました。)
・身代わりが地球投げ耐え。
・A151キノガッサのローキックを身代わりが高乱数耐え。(最大乱数6つ切り)
・C177ボルトロスのめざめるパワー氷を最大乱数2つ切り耐え。
レパルダスバンギラス+ヒードラン(+カイリュー)のような、バンギラスを絡めて突破しようと図っているパーティに対して強い圧力になるため採用。また火炎放射を採用することでソーナンスと併せて受けループの破壊も狙っている。しかしラッキーを起点にしようと欲張って身代わりを採用しているため地震を所持しておらず、実際にはヒードランに打点がない。一応剣の舞を2回積めばジュエル逆鱗で突破可能だが、如何せん苦しいのでバンギラスヒードランを重く見るのであれば地震を採用したい。

ウルガモス
性格:控えめ
実数値:185-*-86-172-136-147
努力値:196-0-4-12-84-212

・C182ラティオスの眼鏡流星群耐え。
・最速80族抜き抜き。
イカサマの通りにくい鋼や構築単位で辛いキノガッサを焼き払ってもらうつもり。最近は襷でストーンエッジを撃ってくるキノガッサも受けループ等で見受けられるので、ソーナンスでキノコの胞子を固定した後繰り出せるようにラム身代わり。完全に切っているミラーに対しても気休め程度には抵抗できるかもしれない。

ソーナンス
性格:図太い
実数値:296-*-121-*-78-55
努力値:244-0-252-0-0-12

・A186カイリューの鉢巻逆鱗をオボン込み2耐え。
多くのポケモンに対し1:1以上の交換を仕掛けることができる、受けループを突破する手段となる等の理由から採用。とてもわかりやすいポケモンなので特筆することはないでしょう。



《まとめ》
完璧に補完するというのはやはり難しく、今回であればパルシェンボルトロススイクン辺りが辛くなっている。また主要の3匹に食べ残し、拘りスカーフ、気合の襷を取られてしまっていることから余計に組みづらいと感じた。

今回はなるべく広い範囲に対応できるように補完する方向で残りの3匹を組んだが、先制催眠から高火力を押し付けるような形であったり、雨や砂等と組んでみたり、受け回す形にしてみたりと他にも組み方は様々だと思うのでそちらにも挑戦してみたい。