ニンフィアクレセドラン / 第2回関西シングルFESTA、第2回ゆいおふ!使用構築
前回の北大阪オフ以降ポケモンからは離れていましたが、関西にて2日連続で対戦オフがあるということで参加することに。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
ガブリアス | 気合の襷 | 逆鱗 | 地震 | 岩石封じ | 剣の舞 | 鮫肌 |
ハッサム | ハッサムナイト | 叩き落とす | バレットパンチ | 羽休め | 剣の舞 | テクニシャン |
クレセリア | ゴツゴツメット | サイコキネシス | 冷凍ビーム | トリックルーム | 三日月の舞 | 浮遊 |
ヒードラン | 防塵ゴーグル | 大文字 | 大地の力 | 原始の力 | 鬼火 | 貰い火 |
ギャラドス | ギャラドスナイト | 滝登り | 地震 | 身代わり | 竜の舞 | 威嚇 |
ニンフィア | 拘り眼鏡 | ハイパーボイス | 破壊光線 | シャドーボール | サイコショック | フェアリースキン |
最近では決定力が物理に偏ったパーティが多く見受けられることから、耐久もそれに合わせて物理方面に伸ばしたポケモンが多いと踏んで、特殊決定力であり一貫性の高いフェアリー技を連打できる眼鏡ニンフィアから組み始めた構築。
一貫性の高いニンフィアで負担をかけ、削れた相手をギャラドスやハッサムでぶち抜く。
またはトリル三日月の舞から削れたニンフィアを再臨させて中〜高速の低耐久の並びをぶち抜くのが主な狙い。
以下個別
■ニンフィア
191-*-94-176-151-85
構築の軸。
有利対面からハイパーボイスを連打する機械。
フェアリースキン眼鏡ハイパーボイスは、ラティオスの珠流星群をデメリット無し、命中100、身代わり貫通で連打できると説明すればその強さは分かってもらえるだろう。
初手に選出しやすいようにガブリアスの182鉢巻地震最高乱数切り耐えを施した。
またトリル下で動かすことがメインではないのでS振り。多くのポリゴン2を抜けるラインに設定した。
破壊光線は使いどころが制限されるものの、ハイパーボイスの約1.66倍の火力なので、相手のラスト1匹を吹き飛ばしたり、サイクルを無理矢理破壊したい場面で重宝する。
シャドーボールはエルフドランのような並びを崩す際に必要。
4つ目の技は元々寝言を採用していたが、寝かせて身代わり展開してくるようなポケモンに対しては、起きるまでハイパーボイスを選択していれば起点にされない為必要ないと判断した。
サイコショックは毒タイプに対する打点となる為採用した。HBメガフシギバナが中乱数2発程度の火力。
■クレセリア
227-*-189-95-150-106
相手の物理決定力に後出しして負担をかける。
全体的に低速気味な構築なので電磁波かトリックルームを採用したいが、電磁波だと眼鏡電気に上を取られ続けて崩されることが多かったので、中〜高速に対して相手を選ばず切り返せるトリックルームを選択。
また同理由で被弾も増えるため、削れた味方を回復できる三日月の舞。
鋼に対する打点があればもう少しニンフィアが動きやすくなると感じたが、個体もいなかったので素直にサイコキネシス/冷凍ビームとした。
■ヒードラン
191-*-127-156-128-141
構築の軸であるニンフィアがハッサムに対してほぼ無力なので採用。
またファイアローに後出ししていけるよう耐久を133鉢巻ブレイブバード3耐えに設定し、原子の力を持たせた。
有利不利がはっきりしているポケモンなので、眼鏡を持たせて裏に負担をかけていきたいが、余っていないので別の持ち物を考える必要がある。
今回は6匹が決まった時点で催眠耐性が低く、ビビヨンに嵌め殺されてしまう恐れがあったので防塵ゴーグルを持たせた。
ニンフィアの苦手なフシギバナに対しても後出しが容易になった点はよかった。
選出率の高いこのポケモンが手ぶら同然になってしまうことが弱いという意見もあるが、選出を歪めなくてもそれらの薄い部分に対応できるというメリットであると言い換えることもできる。
もちろん他の能動的に発動できるアイテムの方が単体性能は高いので一長一短だと思う。
■ギャラドス
171-177-99-*-120-146 → 171-207-129-*-150-146
クレセドランとの相性と抜き性能の高さから採用。
状態異常技を回避でき、吠えるのないスイクンやムーンフォースのないクレセリアを起点にできる身代わり。
水技は陽気でステロもない場合アクアテールにしても大差ないので命中100%で怯む可能性もある滝登り。
氷の牙がなくて困るのはカイリューくらいなので、型破りと併せて殴れる範囲の広い地震。
■ハッサム
177-176-143-*-100-85 → 177-198-183-*-120-95
耐久が大きく伸びたことでサイクルに参加しやすく、羽剣舞で起点にできる範囲が広く、先制技持ちである点に注目。
このポケモンで突破が困難な炎タイプやロトムに対してギャラドスが強いので相性がいい。
アイテムを奪うことのメリットが大きく、範囲も取れる叩き落とす。
泥棒の方が強い場面は対メガハッサムぐらいだろう。
■ガブリアス
183-182-116-*-105-169
電気と岩の一貫性を消すポケモン。
バンギラス入りに圧力をかけるほか、襷を利用してメガルカリオやドリュウズに全抜きされるのを阻止する。
襷を消費していなければ三日月の舞からもう一度機能する。
選出パターン
ニンフィアが止まるポケモンに対してドランギャラで対応する形。
- ガブクレセニンフィア
トリルニンフィアが刺さっているが、初手からニンフィアで出にくい場合の形。
- ガブクレセギャラ
- ガブクレセハッサム
ハッサムやギャラドスで抜いていけ、ニンフィアが刺さらない場合の形。
関西シングルFESTA
ガブリアス 2/12
ハッサム 3/12
クレセリア 10/12
ヒードラン 7/12
ギャラドス 4/12
ニンフィア 10/12
ゆいおふ!
ガブリアス 3/6
ハッサム 0/6
クレセリア 5/6
ヒードラン 2/6
ギャラドス 2/6
ニンフィア 6/6
《まとめ》
関西シングルFESTAでは予選8-0で1位抜け、決勝で負けて準優勝。
ゆいおふ!では予選3-3で予選落ちとなった。
ハッサムの採用理由がはっきりせず、あまり選出に絡められなかったのでこの枠は再検討する必要があると感じた。
相手のヘラクロスが辛く選出を歪められることが多かった。
2日間でヒードランの防塵ゴーグルが有効に働いた場面はなかったが、ビビヨン入りに強気に出ていけることがあった。
あまり注目されていないであろうニンフィアの開拓のつもりもあったのだが、思っていたよりもニンフィア入りの構築が多くとても驚いた。